「夜の仕事って、辞められなさそうなイメージ。。」
「辞める時ってすぐに辞められるの?」
「お給料とかもらえないって話を聞いたことがある。。」
など、夜のお仕事は辞める時に「円滑に辞められない」イメージをお持ちの方が多いように感じます。
今回のコラムでは、このような「夜のお仕事を辞める時」について解説していきます!
その前に、このコラムを読む上で
先に押さえていて欲しい前提があります。
夜のお仕事に関わらず、被雇用者が会社やお店を退職する際は、次の2つの視点があります。
- 1. 民法に基づき2週間前申告
- 2. 就業規則に基づき申告
2つ目の “就業規則” とは「会社のルール」のようなもので、基本的には従う必要があります。
ただ、優先されるのはあくまで “法律” であるため、法の観点から見ると「2週間前の申告」で辞めることが可能です。
まず、最近SNSから寄せられた質問は大きく4つです。
- 本入店後、すぐ辞められる?
- 辞める時はどう伝えればいい?
- 辞めさせてくれない時どうすればいい?
- 辞めた時ってお給料はもらえるの?
それでは、それぞれ解説していきます!
ナイトワークは本入店後、すぐに辞められる?
結論、辞められます。
どのお店も「退店時は1〜3ヶ月前に申告してください」と入店前の書面に書いてあることがほとんどです。
なので、「基本的には」お店のルールに従いましょう!
ただ、急に辞めざるを得ない理由ができた場合は仕方ありません。
順を追って退店理由を説明すれば、基本的にはやめられることがほとんどです!
基本的に辞めたい時は「お店のルールに従う」のがベターだが、理由が全うであれば急に辞めることも可能。
夜職を辞める時はどのように伝えればいい?
上で説明した通り辞めることは可能ですが、辞める際は
「伝え方」が大切になってきます。
いくら法律に守られていると言っても、これまでお給料をもらいながら働いてきた過去を考えると、退職時はきちんと理由を説明して退店するのがマナー的にもベストであることは言うまでもありません。
(例)
「お店が合わないので辞めます」
「思ってたのと違うので辞めます」
これらはNGです汗
たとえ事実そう思ってたとしても、1人の大人としてこの伝え方は良くないですよね?
一番言い伝え方は「その理由なら確かに辞める以外の選択肢は取れないね」と思わせられるような話し方です。
(例)
「親バレしてしまい、もし続けるのなら縁を切ると言われました。。。」
「足の手術をすることになり、1年は通院することになるので退店希望です。」
このような伝え方が無難です。
嘘をつくべき。と言うわけではなく、あくまで「相手が納得する理由を伝える」と言う点に重きを置きましょう。
退店理由は、相手が辞めるのは仕方ないと納得できる理由を伝えるように。
夜職を辞めさせてくれない時どうすればいい?
お店によっては「辞めさせないよ」と言ってくる店舗もあるかもしれませんが、その引き止め方は違法です!!
すぐに然るべき期間に相談しましょう。
ボーゲンもまた、そういったご相談を常に受付しております。
『質問内容』のところに「お店 辞め方」と添付して送信してください!
辞めさせてくれない場合は違法なので、ボーゲン担当者にすぐにご相談を。
辞めた時ってお給料はもらえるの?
結論、もらえます。
ただ、ご想像の通り、「辞めるならお給料は払わないよ」と言ってくるお店もあります。
そういう時は入店前の「規約」を全面に出してそれを言ってくるかもしれません。前提部分に出てきた “就業規則” ですね。
それでも、初めの前提で説明しているとおりですが優先されるのは「お店のルール」ではなく「民法」です。
もらうべきものをもらい、しかるべき順を追って綺麗に退店しましょう!
店の規約よりも就業規則の方が優先適用されるので、給料未払いのまま泣き寝入りはありません。
まとめ
本コラムはどうでしたか?
これまでいただいた質問をもとに解説したので、辞める時の状況を網羅できたでしょう!
最後に、2点 注意点があります。
①連絡をもせずに飛んでしまうのはやめましょう。
飛んでしまうとお昼の企業とは違い、手渡しの夜のお仕事ではほぼ確実にお給料をもらうことができなくなります。
また、京都はお店の代表同士が仲がいい傾向が強く、もしあなたが新しく違うお店で夜のお仕事を再開しようとする時に
その飛んだお店の店長と仲のいいお店だと、入店を断られる可能性があります。
「この子は前のお店を飛んだって聞いたから採用するのはやめておこう」となるわけです。
②辞め方や給料問題が気になる方は求人応募ではなく、紹介会社を使いましょう。
ネットにある求人サイトで応募すると、直接お店とやりとりする形となります。
入店前の店選びから条件交渉、そして「退店時の処理」を全て自分ですることとなります。
そうなると、伝えたいことが伝えられなかったり、いいように言いくるめられてしまう可能性があります。
これら2点は特に注意してください。
今回は未経験者の方や、夜のお仕事を始めたばかりの方に対してのコラムでしたね。
このように、ボーゲンはコラムを通じて様々な質問相談に回答しています。
他にも気になる点があれば、お気軽にこちらの相談窓口へご相談ください!